スプラウトの保存方法と栄養(もやし、カイワレ大根、豆苗、アルファルファ)

目次
スプラウトとは
●今回は「スプラウト」について紹介します。
スプラウトとは
「植物の新芽」「発芽野菜」のことを指します。
植物の新芽には種々のビタミンが豊富に含まれています。
食べるべき真のスプラウト
スプラウトにはカイワレ大根やブロッコリースプラウトなど、いろいろな種類があります。
では、どんな種類のスプラウトがあり、どれがお勧めなのか紹介していきます。
スプラウトの種類
出荷まで暗室で育てるため白いのが特徴。
暗室で発芽させた後、光の中で緑化。
栄養的にお勧めなスプラウトはどれなの~
お勧めのスプラウトはこれよ!
お勧めのスプラウトTOP3
このTOP3のスプラウトについて、
文科省が公表している「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をもとに栄養価を比べてみましょう。
※その他、妊婦さん、運動量などによって推奨量は変化します。
詳しくは下記URLから「日本人の食事摂取基準(2015年版)」を参照してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html
豆苗は「βカロテン」とか「葉酸」ってやつが多く含まれているね!
βカロテンは体内でビタミンAとして働いて、発育、のど・鼻の粘膜に良いの。葉酸は造血作用のあるビタミンで特に妊婦さんは摂ったほうが良い栄養なのよ。

さて!ここからは、それぞれのスプラウトの「保存の仕方」や「栄養」について説明するよ!ココまでで書ききれなかった注目の栄養やお勧めの食べ方も紹介してるよ!
No.1 豆苗 / ~bean seedlings~
豆苗の保存方法
豆苗はパックごと冷蔵庫で保存してください(2~3日で使う)。
1回食べても再収穫可能!
根っこを残して切り取ったあと、根っこを水に浸しておくと成長します。
スプラウトが成長したらまた食べられます!(育成時は、水を1日に1回取り換えてください)。
無限に育つ訳ではないので1度収穫したら新しい豆苗を買うことをおすすめします。
豆苗の栄養
豆苗には「βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC」などが豊富に含まれています。
βカロテンは体内で「ビタミンA」として働いて、発育に関わったり、鼻や喉の粘膜を正常に保ちます。
そして、ビタミンB群は糖やタンパク質の代謝を促す重要な栄養です。
ビタミンB群が欠乏すると”成長障害”や”疲れが取れない”などなど、他にも様々な症状が出ると言われています。
ビタミンB群は水溶性のものが多く、熱に弱い。
⇒油でサッと炒めて食べるのがベスト!
No.2 ブロッコリースプラウト / ~broccoli sprouts~
ブロッコリースプラウトの保存方法
ブロッコリースプラウトはパックごと冷蔵庫で保存してください(2~3日で使うこと)。
ブロッコリースプラウトの栄養
ブロッコリースプラウトの栄養も「おすすめのスプラウトTOP3」で紹介した表を参考にしてみてください。
「βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC」などが豊富に含まれています。
ブロッコリースプラウトに多く含まれる「スルフォラファン」という栄養に注目すべし!!
アブラナ科の中でも特にブロッコリーに含まれる*ファイトケミカルの一種。
⇒様々な疫病やがんの予防に効果があると考えられている。
ブロッコリースプラウトには成長したブロッコリーの約10倍のスルフォラファンが含まれています。
そして特に、発芽3日後の新芽はブロッコリーのおよそ20倍ものスルフォラファンを含有しています。
こちらは「ブロッコリースーパースプラウト」という品名で販売されていますので、探してみてください!
No.3 カイワレ大根 / ~radish sprouts~
カイワレ大根の保存方法
カイワレ大根はパックごと冷蔵庫で保存してください(2~3日で使うこと)。
カイワレ大根の栄養
カイワレ大根も「おすすめのスプラウトTOP3」で紹介した表を参考にしてみてください。
基本的には豆苗と同じ栄養ですが、豆苗よりちょっと少ないですかね。
しかし、カイワレ大根は生でも食べられますので、サラダなどに入れて栄養を損なうことなく食べられます!
もやし / ~bean sprouts~
もやしの保存方法
もやしはとても傷みやすいので、火を通してから冷蔵保存しましょう。
生のまま保存する場合は密閉できる容器に移し、水に浸して冷蔵保存して下さい。
もやしの栄養
もやしにも「ビタミンB、ビタミンC、食物繊維」などの栄養があります。
しかし、注目したいのは「アスパラギン酸」です。
アスパラギン酸には「新陳代謝」「利尿作用」「疲労回復」といった効果があり、スタミナをつけるのにとても良い栄養素です。
*アスパラギン酸は「熱に弱い」ため、加熱しすぎないように注意しましょう。
アスパラガスでも紹介してます↓↓
アルファルファ / ~alfalfa~
アルファルファの保存方法
アルファルファはパックごと冷蔵保存してください(2~3日で使うこと)。
アルファルファの栄養
アルファルファもスプラウトに良く含まれるビタミン類が豊富です。
見た目がかわいく、味に癖がないのでお肉やサラダなど幅広く使えます!
まとめ
今回はスプラウトについて書きました。
スプラウトに豊富なビタミン類は、糖やタンパク質の代謝に加えて、
ミネラルの吸収も促進させる効果があります。
いつもの食事にプラスαでスプラウトを添えてみましょう!
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●各種ビタミンの効果解説はこちら↓↓
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