野菜の保存方法と栄養②(ほうれんそう、小松菜、春菊、リーフレタス、にら、ねぎ)

目次
共通の保存方法
保存方法
葉野菜の保存方法は一つ覚えておけば、ほとんどのものに応用できます。
根元に湿らせたキッチンペーパーなどをあてて袋やラップで包み、立てて冷蔵しましょう。
固めに火を通して冷凍保存するとすぐに使えて便利です。
ほうれん草 / ~spinach~
栄養
ほうれん草には「ビタミンA、B群、C」が豊富に含まれています。中でもビタミンB群の「葉酸」は造血作用を持っており貧血の予防に効果的です。
●「葉酸(ビタミンB9)」は「ビタミンB12」と一緒に摂る事が大切です。特に妊婦さんの妊娠初期は葉酸を必要とするようです。
*ビタミンB12を多く含む食材:海苔、貝、動物性食品の肝など
ほうれん草のアク成分の正体は「シュウ酸」。茹でたら水にさらし、アク抜きをしましょう。
小松菜 / ~komatsuna~
栄養
小松菜は「βカロテン」「ビタミンC」「鉄分」「カリウム」と栄養豊富な野菜です。
アクが少なく「カルシウム」も豊富なため、お子さんと一緒に普段から食べたい野菜の一つです。お店で買う特は「茎が厚くしっかりしたもの」を選んでください。
春菊 / ~garland chrysanthemum~
栄養
春菊はとても栄養価の高い野菜です。「βカロテン」や「ビタミン」が豊富で、体の抵抗力を高めてくれます。
独特の香りが苦手な方も多いと思いますが、私が大好きな野菜の一つです。
独特の香り成分は「リモネン」。食欲増進効果があります。
リーフレタス / ~leaf lettuce~
栄養
レタスと同じです。こちらの記事を参照ください。
にら / ~chinese chive~
栄養
ニラの香り成分「アリシン」はニンニクにも含まれています。「アリシン」は糖質の代謝に使われる「ビタミンB1」と結合することでその効果を促進させます。
なので、ニラはぜひ「ビタミンB1」を多く含む食材と食べてください。
*ビタミンB1を多く含む食材:豆類、ソバ、緑黄色野菜、豚肉、レバーなど
お店で買うときは「肉厚で、先まで元気なもの」を選んでください。
ねぎ / ~welsh onion~
栄養
上でも紹介した「アリシン」を含んだ野菜です。アリシンには血行を良くする作用があり、動脈硬化などの予防にも効果があるそうです。
この「アリシン」はねぎの白い部分に多く含まれており、みどりの部分には「カロテン」「カルシウム」「ビタミンK」などが豊富です。
ねぎは日本中にその土地特有の品種がありますので、色々なねぎを食べてみるのも楽しいと思います。
泥付きのねぎは新聞紙で包んで長期保存できます。
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