実を食べる野菜の保存方法と栄養(トマト、なす、パプリカ、かぼちゃ、きゅうり、ズッキーニ、おくら)

目次
トマト / ~tomato~
保存方法
トマトはそのまま保存するのであれば2日くらいで食べきるようにしましょう。長期で保存する場合は冷凍保存してください。
トマトソースやスープに使う事が多い場合は冷凍保存が便利です。丸ごと冷凍する場合はヘタをくりぬいておきましょう。
そのほかにも、小さくカットしたり、ミキサーでピュレにしたりして冷凍しておくと使いやすいです。
栄養
トマトの代表的な栄養といえば「リコピン」です。リコピンはポリフェノールの一種でトマト特有の成分です。抗酸化作用を持っており、動脈硬化やがん予防に効果があると言われています。
トマトはとても栄養豊富な野菜で「ビタミンC」「カロテン」「カリウム」「ビタミンE」「ルチン」などを多く含有しています。これらの栄養は、体の免疫力や血液に良い栄養なので、トマトのおいしい6月から9月にかけて積極的に食べましょう。
リコピンは「油」と一緒に摂ると吸収されやすいです。
パプリカ / ~paprika~
保存方法
パプリカはビニール袋などに入れて冷蔵しましょう。カットしてあるものはラップを巻いて冷蔵してください。
栄養
パプリカにはビタミンが豊富に含まれています。他にも、βカロテンやビタミンEなど、体を丈夫にしてくれる栄養が多く、美容にも良いとされています。
お店で買うときは「ヘタが変色していない」新鮮なものを選ぼう!
ピーマン / ~sweet pepper~
- パプリカ / ~paprika~ を参考にしてね。
かぼちゃ / ~pumpkin~
保存方法
丸ごと保存ずる場合は常温で保存OKです。カットしてある場合、ワタと種部分は腐りやすいのでスプーンなどできれいに取り除きましょう。そのあとはラップをかけて冷蔵保存します。冷凍する場合は茹でる・蒸すなど「加熱してから」にしましょう。
ヘタが枯れているのが食べごろの証です。
栄養
かぼちゃもカロテンやビタミンE、Cが豊富な野菜です。これらは体の免疫力を高める栄養達ですので、甘くてほくほくした品種などを選んでお子さんと食べたいですね。
かぼちゃの旬:5月~9月
きゅうり / ~cucumber~
保存方法
きゅうりは水分がとても多く、しなびやすい野菜なので、乾燥を防いで早め(3日以内を目安)に使い切りましょう。
きゅうりは低温に弱いので保存にはポイントがあります。
袋に入れて、野菜室に立てて冷蔵保存しましょう。
栄養
きゅうりはほとんどが水分ですが、「ビタミンC」や「カリウム」を比較的多く含んでいます。夏の暑い日に食べたいおいしい野菜ですね。
ズッキーニ / ~zucchini~
保存方法
きゅうりと同じく、袋などに入れて野菜室に立てて保存しましょう。
お店で買う特は、太すぎるものを避け、ヘタの切り口が新鮮なものを選んでください。
栄養
ズッキーニは「カロテン」や「ビタミンB群」を多く含んだ野菜です。おなじみになりましたが、カロテンは免疫力に良い効果があります。また、ビタミンB群は糖質の代謝を促進させる働きがあります。
エネルギーを作る大事な栄養素。「代謝ビタミン」と呼ばれる。
オクラ / ~okra~
保存方法
オクラはアフリカ原産の暑い地方の野菜であるため低温に弱いです。なので、保存は野菜室でしましょう。冷凍する場合は、固ゆでしてよく水分をきってください。
栄養
オクラといえばあのネバネバですが、その正体は「ムチン」という成分です。ムチンは粘液を保護したり、タンパク質の吸収を助ける働きがあるので、お腹の調子を整えてくれます。
さらには「ペクチン」という水溶性食物繊維も豊富ですので、お腹の調子はさらによくなります。快便。
オクラは調理前に塩をまぶして、うぶ毛をこすり取りましょう。
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