つぼみを食べる野菜の保存方法と栄養(ブロッコリー、カリフラワー)

ブロッコリー / ~broccoli~
保存方法
ブロッコリーは加熱してから保存するのがおすすめです。ゆで時間も短いため、買った日にサッと火を通して冷凍保存しましょう。
① 茎を切り、房部分を同じ大きさに切り分ける(お好みのサイズ)
② 太い茎の外側を剥いて輪切りにする
③ 「沸騰したお湯」に入れ、再沸騰するまで茹でる(2分程度)
*生のまま保存する場合は、乾燥しないようにラップなどで包んで冷蔵し、房が柔らかくなる前に調理しましょう。
房が大きく、締まっているものを選んでください。
栄養
元は鑑賞用の植物だった「ブロッコリー」ですが、「ビタミンC」や「ミネラル」が豊富な「緑黄色野菜」の一つです。「ビタミンK」や「βカロテン」も豊富です。
*ビタミンが豊富な野菜は「蒸して」調理するのがお勧めです。水溶性のものが多いビタミンは、茹でるとビタミンが溶出してしまいます。ビタミンの溶出を防ぐには : 蒸す/油で揚げる/*生で食べられるものは生で食べる
*ブロッコリーやカリフラワーを生で食べるのはお勧めしません。
カリフラワー / ~cauliflower~
保存方法
保存方法は「ブロッコリー」と同じですが、茹でるときに「お酢」を加えるのがポイントです。
① 茎を切り、房部分を同じ大きさに切り分ける(お好みのサイズ)
② 「沸騰したお湯」にお酢を加え、再沸騰するまで茹でる(2分程度)
・お酢を入れることで、カリフラワーが綺麗な白色に茹であがります。
・お店では「真っ白できれいな」ものを選んでください。
栄養
カリフラワーも「ビタミンC」が豊富な野菜です。カリフラワーのビタミンCは蕾の中に含まれているので、煮込んでも流出が少ないと言われています。
綺麗な白色を生かして、様々な料理に使ってみてはいかがでしょうか。
見た目にも美しいカリフラワーを使うと、日々の料理が一層楽しくなりますよ。

「ロマネスコ」
カリフラワーとブロッコリーを掛け合わせた品種。独特の花蕾がとてもきれいですよね^^
「つぼみを食べる」野菜ということで「ブロッコリー」と「カリフラワー」をご紹介しました。
数ある野菜の中でも、蕾を食べるというのは実は珍しいのです。「蒸す」ことで栄養を損なうことなく、色鮮やかに調理できます。
蒸し時間も短くて済むので、「蒸し野菜」に興味のある方はぜひ「ブロッコリー」や「カリフラワー」から試してみてください。
*少し固めがお勧めです。蕾が水っぽくならないように加熱時間は「短め」を意識してください。
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